トラブル解決緊急度:高

移転後にネットが遅くなる理由

オフィス移転後、以前より明らかにネットが遅い。移転業者に確認しても「設定は問題ない」と言われる。この状態が続くと業務に支障が出ます。自分で確認できる範囲と、業者対応が必要なラインを解説します。

2025年1月22日4分で読める1,052回閲覧

「移転前のオフィスでは問題なかったのに、新しいオフィスに来てからネットが遅い」

ファイルのダウンロードに時間がかかる。クラウドサービスの反応が鈍い。オンライン会議で映像が止まる。

移転業者に聞いても「回線は開通している」「設定は問題ない」と言われ、どこに相談すればいいかわからない——このような状況に直面している担当者は少なくありません。

1まず自分で確認できる範囲

以下の3点は1分以内で確認できます。

回線契約の確認

移転前と同じ回線プランか確認してください。移転を機に契約が変わっている場合があります。契約書または請求書で「最大速度」を確認します。

ルーターの設置場所

ルーターが金属棚の中や壁際の隅に置かれていないか確認してください。Wi-Fi利用の場合、設置場所で速度が大きく変わります。

有線と無線の比較

LANケーブルで直接接続して速度が改善するか確認してください。改善すればWi-Fi環境の問題、改善しなければ配線または回線の問題です。

業者へ相談すべき判断ライン

以下に1つでも該当する場合、社内対応では解決しません。配線工事業者への相談が必要です。

有線接続でも遅い

LANケーブルで直接つないでも速度が出ない場合、配線自体に問題があります。

特定のエリア・席だけ遅い

その区間の配線に問題があります。

既存配線をそのまま使っている

前テナントの配線を流用している場合、規格が古い・劣化している可能性があります。

接続台数が移転前より増えた

PC・電話・複合機の台数が増えた場合、配線容量が不足している可能性があります。

HUBやルーターを自分たちで増設した

市販機器の追加で一時的に対応した場合、ネットワーク構成に問題が生じている可能性があります。

これらの症状は「回線が遅い」のではなく「機器が処理しきれていない」状態です。回線業者に連絡しても解決しません。

判断のポイント

回線契約・ルーター設置場所・有線/無線の比較は自分で確認できます。

有線接続でも遅い、特定のエリアだけ発生する場合は配線の問題です。

配線の問題は回線業者・移転業者では対応できません。

放置すると業務効率の低下とセキュリティリスクにつながります。

社内対応で解決しない可能性がある場合、簡易診断で確認できます

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