「オフィス移転が決まったが、ネットワーク工事にいくらかかるのか分からない」
移転業者からの見積もりに「LAN工事一式」と書かれているが、相場が分からないので高いのか安いのか判断できない。
この記事では、オフィス移転時のネットワーク工事費用の相場と、見積もりで確認すべきポイントを解説します。
1オフィス規模別の費用目安
以下は一般的な相場です。実際の費用は建物の構造や配線距離によって変動します。
| オフィス規模 | 席数目安 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 小規模 | 10〜20席 | 30〜80万円 |
| 中規模 | 30〜50席 | 80〜150万円 |
| 大規模 | 50〜100席 | 150〜300万円 |
| 複数フロア | 100席以上 | 300万円〜 |
上記は新規配線の場合の目安です。既存配線を流用できる場合は費用が下がります。
2費用の内訳
LAN配線工事
各席へのLANケーブル敷設。1本あたり8,000〜15,000円が相場です。
※配線距離、天井裏・床下の状況により変動
ネットワーク機器設置
ルーター、スイッチングHUB、サーバーラックの設置・設定。機器代は別途。
※設置作業費:3〜10万円程度
電話工事
ビジネスフォンの移設・新設。主装置の設定、電話機の配線。
※1台あたり1〜2万円程度(主装置設定費は別途)
Wi-Fi環境構築
アクセスポイントの設置・設定。オフィス面積に応じて台数が変わります。
※1台あたり3〜8万円程度(機器代込み)
費用が高くなるケース
築年数が古いビル
天井裏のスペースが狭い、配管が通っていないなど、追加工事が必要になることがあります。
フロアをまたぐ配線
複数フロアにまたがる場合、縦配線(バックボーン)の工事費が加算されます。
OAフロアがない
床下に配線スペースがない場合、モールやダクトでの露出配線になり、見た目と費用に影響します。
休日・夜間工事
業務時間外の工事は割増料金(1.25〜1.5倍)がかかります。
急ぎの工事
通常2〜3週間の工期を1週間以内に短縮する場合、特急料金が発生します。
3見積もりで確認すべきポイント
配線本数と単価が明記されているか
「LAN工事一式」ではなく、配線本数×単価で計算されているか確認してください。
機器代と工事費が分かれているか
ルーターやHUBなどの機器代と、設置・設定の工事費は別項目であるべきです。
追加費用の条件が明記されているか
「現地調査後に追加費用が発生する場合がある」などの条件を確認してください。
保証・アフターサポートの内容
工事後の不具合対応、保証期間、サポート体制を確認してください。
まとめ
小規模オフィス(10〜20席)で30〜80万円、中規模(30〜50席)で80〜150万円が相場です。
築年数、フロア構成、OAフロアの有無で費用は大きく変動します。
見積は「一式」ではなく、項目別の内訳を確認してください。
複数社から見積もりを取り、比較することをおすすめします。
