「会議室のWi-Fiだけ切れる」「午後になると全員が遅くなる」「特定の席だけ繋がらない」
ルーターを再起動しても改善しない。有線LANに切り替えると問題ない。スマホでもPCでも同じ症状が出る。
この症状は、Wi-Fi環境そのものに問題がある可能性が高いです。電波の干渉、アクセスポイントの配置、同時接続数——原因は複数考えられます。
1まず自分で確認できる範囲
以下の3点は数分で確認できます。
有線LANで改善するか確認
LANケーブルで直接接続して速度が改善するか確認してください。改善すればWi-Fi環境の問題、改善しなければ配線または回線の問題です。
接続台数の確認
同時に何台接続しているか確認してください。家庭用ルーターは10〜20台が限界です。それ以上接続すると速度が落ちます。
電波の届く範囲を確認
ルーターから離れた場所、壁を挟んだ場所で遅くなる場合、電波が届いていません。ルーターの近くで速度が出るなら、電波範囲の問題です。
業者へ相談すべき判断ライン
以下に1つでも該当する場合、社内対応では解決しません。Wi-Fi環境の見直しが必要です。
有線LANでは問題ないのにWi-Fiだけ遅い
配線や回線の問題ではなく、Wi-Fi環境に原因があります。
特定のエリア・会議室だけ切れる
電波が届いていない、または干渉が起きています。アクセスポイントの追加または配置変更が必要です。
接続台数が30台以上
家庭用ルーターでは処理しきれません。業務用アクセスポイントへの交換が必要です。
午後や会議時間帯だけ全員が遅くなる
同時接続数が限界を超えています。アクセスポイントの増設または高性能機器への交換が必要です。
オフィス面積が100㎡以上でアクセスポイントが1台
1台のアクセスポイントでカバーできる範囲は50〜80㎡程度です。広いオフィスでは複数台必要です。
Wi-Fiの問題は設定変更では解決しません。電波の物理的な特性と機器の処理能力の問題です。
放置した場合に起きる業務影響
会議のたびに接続トラブル
オンライン会議で映像が止まる、音声が途切れる状態が続くと、取引先への印象が悪化します。商談や打ち合わせの質が下がり、機会損失につながります。
有線LANへの切り替えで時間ロス
Wi-Fiが使えないため、毎回LANケーブルを探して接続する——この作業が日常化すると、月間で数時間の損失になります。
スマホ・タブレットが使えない
Wi-Fiが不安定だと、スマホやタブレットでの業務ができません。モバイル端末を活用した業務効率化が進まなくなります。
社員の不満蓄積
「Wi-Fiが遅い」「会議室で切れる」という不満が日常化すると、社員のモチベーション低下につながります。
判断のポイント
有線LANで改善する、接続台数、電波範囲で原因を絞り込めます。
有線LANでは問題ないのにWi-Fiだけ遅い場合、Wi-Fi環境の問題です。
特定エリアだけ切れる、接続台数が30台以上の場合は機器の追加・交換が必要です。
放置すると会議品質の低下と業務効率の低下につながります。
